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卒業アルバム表紙にリサイクルポリエステル繊維「ECO BLUE®」

蝶理のサステナビリティ
蝶理グループは、創業当初からの 「世のため人のために事業を伸ばし、常に得意先と発展を共にしよう」と願う共存共栄の精神のもと、企業理念に掲げる「地球人の一員としてより良い社会の実現」に取り組んでいます。
コーポレートスローガン「あなたの夢に挑戦します。」に基づき、重要課題(マテリアリティ)の実践を通じてグループを持続的に成長させ、持続可能な社会の実現に貢献します。

学校法人市川学園 市川中学校(千葉県市川市)の卒業アルバムの表紙に、ペットボトルをリサイクルしたポリエステル繊維「ECO BLUE®」が採用されました。

「ECO BLUE®」を使用した表紙生地は、有限会社笹崎商店等卒業アルバムに携わるメーカー数社が「子どもたちに学校生活の思い出と豊かな地球環境を残したい」という想いで開発しました。色は環境保全をイメージしやすい青色、デザインは青空へ向かう鳥たちと未来へ向かってはばたく卒業生のイメージを重ねて作られました。

この生地の存在を知った卒業アルバム制作会社である株式会社学校写真(東京都大田区)がかねてよりSDG s学習に力を入れている市川中学校に提案し、卒業アルバムに「ECO BLUE®」が初めて採用されました。

生産工程について
①ペットボトルから再生された糸は、福井県の山栄繊維株式会社で生地(布)に姿を変えます。ジャカード織りという製法で鳥の模様の生地を織っていきます。

糸が生地に

②次に、その生地は同じく福井県の北陸精染株式会社で青色に染色されます。染め上がった生地は、染めむらがないか等を人の目で丁寧にチェックされます。

染色前の生地

③そして、染め上がった生地の反物(ロール)は、東京都にある有限会社笹崎商店でアルバム制作用に適当な長さに裁断されます。

アルバムサイズにカット

④裁断された生地は、最終的に新潟県の株式会社博進堂でアルバムの表紙に加工され、製本されます。

表紙の加工


このように、思い出がたくさん詰まった卒業アルバムの製作には、色々な製造工程があり、携わったたくさんの人たちの思いも込められています。

「ECO BLUE®」とは
今回、卒業アルバムに使用された「ECO BLUE®」は、回収されたペットボトルを原料としたリサイクルポリエステル繊維です。従来の石油を使用したものと比べて原料段階でおよそ77%のCO2を削減することができます。A4サイズの卒業アルバム5冊で500mlのペットボトル1本をリサイクルしたことになります。
 
蝶理では今後もSDGs商材の拡充に取り組んでまいります。
新たなトピックスはnoteでも積極的に取り上げていきますので、どうぞお楽しみに!
 
蝶理note編集部

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