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大阪府「わくわく・どきどきSDGsジュニアプロジェクト」に協力しました

2023年度に制定した「蝶理グループCSR活動方針」に基づき、「1.環境への配慮と保護」「2.地域社会への貢献」「3.次世代の学びと育成」を重点分野として活動を行っています。

11月13日(月)、蝶理の社員2名で大阪狭山市立狭山中学校を訪問し、2年4組のアイデアミーティングに参加しました(2年生は全部で6クラス、他に金融や飲料メーカー、監査法人等5企業が参加)。

南海高野線大阪狭山市駅からすぐ!

冒頭で、蝶理の会社概要とSDGsの具体的な取り組みについて説明しました。中学生の皆さんが興味を持ってもらえるか心配だったのですが、時折うなずきながら、真剣な眼差しで聞いてくれていました!
その後、プラスチックごみや食品ロスの問題、ジェンダー平等などについて生徒たちが自分たちなりに調べ、考えたアイデアを6つの班から伺いました。

真剣な眼差しに感動!

「食べられるストローを開発する」
「賞味期限が切れそうな食材を使った弁当の自動販売機を作る」
「SNSなどを使ってスーパーの訳あり食品のキャンペーンをする」
などユニークなアイデアの発表があり、
「アイデアを商品にして売るにはどうすれば良いか」
「プラスチックごみや食品ロスを減らすにはどうすれば良いか」
など多くの質問を受けました。

「アイデアを商品化するには、数多くある商品の中から環境に優しい商品を選んで買いたいという消費者が日本でも増えることが必要であり、そのためには環境に対する消費者の意識が変わっていくことが重要」なことや、「プラスチックごみや食品ロスを減らすには、一人ひとりが、社会問題を自分のこととして捉え、自分の生活の中でどうしたら良いかを考えて実行していくことの積み重ねが大切」などと回答しました。少しでも理解の一助となっていれば嬉しいです。

わくわく・どきどきSDGsジュニアプロジェクトとは?

「わくわく・どきどきSDGsジュニアプロジェクト」は、「2025年日本国際博覧会協会教育プログラム」※を活用し、大阪府内の公立小中学校に通う生徒たちを対象に地域や社会の課題を自分事として捉え、その解決に向けて他者と協働しながら探求的な学習に取り組み、持続可能な社会の創り手として主体的に社会に参画していく力を育成することを目的としています。
具体的には、大阪府内の公立中学校の2年生の生徒たちがSDGs(持続可能な開発目標)の中から課題を選び、その解決策について調べ・考え、自分たちのアイデアをまとめて授業(アイデアミーティング)で発表します。大阪府は、中学校の希望を聞いて、協力企業とのマッチングを行います。選ばれた協力企業は、中学校に社員を派遣し、自社のSDGsの取り組みを説明するとともに、中学生の発表内容を聴いて、具体的なアドバイスをしたり、質問に答えたりすることで、学内発表会に向けた内容のブラッシュアップに協力します。
中学校は、来年2月に行われる大阪府による「わくわく・どきどきSDGsジュニアフォーラム」にエントリーすることができ、一次選考のうえ出場校7校が決定する予定になっています。
蝶理では引き続き、12月にも他校のアイデアミーティングに参加予定となっています。

※「2025年日本国際博覧会協会教育プログラム」…持続可能な開発目標(SDGs)について知り、地域や社会の課題を自分と関連づけて考え、その課題の解決に向けて、探究活動を展開する内容。簡単には答えの出ない問いに向けて挑戦する力や、他者と協働する力、社会の課題を見つけ具体的に行動する力等を育成することをねらいとしている。