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繊維to繊維の循環型スキーム「B-LOOP™」~2023年度社長賞に選ばれました!~

今回は、2023年度社長賞※を受賞した、繊維to繊維の循環型スキーム「B-LOOP™」(ビーループ)についてご紹介します!
※蝶理では、毎年その1年間で優れた業績や成果を上げた事業・取り組みに社長賞を贈っています。

現在、繊維事業においては、糸・生地・製品という繊維産業の川上から川下に至るサプライチェーン全体におけるサステナビリティ最適化を実現すべく、「BLUE CHAIN®」というコンセプトの下、様々な取り組み・SDGs商材の展開に注力しており、今回ご紹介する「B-LOOP™」はそのうちの一つとなります。


1.「B-LOOP™」とは

「B-LOOP™」は、廃棄される繊維を回収・循環させ、サーキュラーエコノミーを実現する繊維の循環型スキームです。繊維事業では、強みであるグローバルなネットワークを活かし、日本・アジアで繊維製品の製造工程で発生する繊維くずや製品を回収・循環させる仕組みの構築にかねてより取り組んでおり、2023年9月にこれらを「B-LOOP™」としてブランディングし、本格始動しました。
BLUE CHAINの「B」と循環を意味する「LOOP」を合わせて「B-LOOP」としています。

ロゴは蝶理の「蝶」と「ループ(∞)」をモチーフとしています

「B-LOOP™」では、ポリエステル素材をポリエステル糸に再生することで、衣服や資材など様々な用途へ循環させ、石油資源の使用量削減を実現します。その他、糸への再生が難しい素材は、反毛後に自動車の吸音材や水害防止用の河川敷マットなどへ再利用し、資源を無駄にせずに有効活用することで、焼却処分される繊維の量を減らし、温室効果ガスの発生削減にも貢献します。蝶理との結びつきが強い北陸産地企業と連携し、糸・生地の生産工程で発生する廃棄繊維を回収・再利用し、繊維の廃棄量削減に取り組んでいます。

「B-LOOP」紹介ページ:
https://www.chorimoda.com/bloop

2.社長賞受賞概要

繊維to繊維の循環型スキームを「B-LOOP™」としてブランディングすることで、世の中に周知され易くしたことが評価されました。今回の受賞は、「B-LOOP™」のブランド化により、他社が簡単には模倣できない差別化を実現し、今後の繊維事業の持続的成長・拡大に貢献することへの期待も込められたものとなります。
本取り組みは部署・拠点を跨いでの取り組みであったため、受賞者の所属も様々です。

受賞者(9名):繊維原料部2名、ワークスタイル部3名、資材部1名、北陸支店1名、蝶理ベトナム1名、(株)アサダユウ(子会社)1名

3.担当者へのインタビュー

「B-LOOP™」の担当者である、髙光さんに今回の受賞について聞いてみました!

「B-LOOP™」関係者を代表し社長賞を受け取った髙光さん(右)

―――受賞、おめでとうございます!

ありがとうございます。「B-LOOP™」では、蝶理の強みであるグローバルでのネットワーク及び知見を活用し、国内だけでなく海外、特にベトナム・中国・台湾の拠点と連携し繊維リサイクルを可能にしています。各拠点・部署での取り組みをまとめ、回収素材を限定しない繊維リサイクルの出口を打ち出し、「B-LOOP™」というブランドとして確立したことで他社とは差別化した仕組みを作ることができました。

―――当社ならではの、グローバルネットワークや北陸産地との深い繋がりがあったからこそ実現できた取り組みだと思います。

特に縫製の多いベトナムにおいては、蝶理ベトナム主導で既に関係構築ができていた現地企業と連携し、回収したポリエステル素材の繊維リサイクルを実現することができ、大手ブランドとの会話に繋げることもできました。また、国内においては深い繋がりのある北陸産地において、工場で発生する糸や生地等の繊維くずで、そのまま廃棄されていたものを蝶理が架け橋となって回収をアレンジし、現在は月100t規模で回収を行っています。普段お世話になっている産地の方々にとって、メリットを感じてもらえる蝶理ならでは仕組みを構築できたと思っております。

―――今後の展望をお願いします。

ようやく土台となる部分ができ、事業をスタートした段階です。今後は「B-LOOP™」によるエネルギー排出量削減数値の見える化や、より多くの企業を巻き込んだ事業拡大に向けて、引き続きチーム一丸となって取り組んでまいります。

アジアを中心としたグローバルネットワーク

繊維くずや廃棄される製品が、再び糸や新たな繊維製品になる。一昔前まで実現できていなかったこと、夢の話であったことを蝶理はまた一つ現実にすることができました。
これからも私たちは世の中の皆さまの夢に挑戦し続けます。今後も蝶理のサステナブルな事業にご注目ください!

蝶理note編集部

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