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祝1周年!蝶理公式note編集部鼎談

蝶理公式noteを開設し、1年が経ちました。編集部メンバー3人でこの1年を振り返るべく、鼎談を行いました。

編集部メンバー
・採用広報担当 星野(2023年9月キャリア入社)
・IR・広報担当 西川(2022年2月キャリア入社)
・IR・広報担当 好川(2023年7月キャリア入社)


1年間を振り返って

西川 蝶理公式noteを始めて1年が経ちましたね。長かったようなあっという間だったような…(笑)。1年間、どうでしたか?

星野 「蝶理の魅力を発信する!」を意識した1年間でした。蝶理では新卒採用もキャリア採用も活発に活動しています。このため、蝶理の仲間となることを目指してくれる多くの学生やキャリア候補者の方に向けて蝶理をもっと知っていただきたいと思い、1年間活動してきました。

好川 私もこの1年間蝶理の魅力をもっと伝えたいと思いながら取り組んできました。その中で、時期によっては業務が立て込んでしまい、思うように発信ができないこともあり、採用広報担当の星野さんには随分助けられました。なんとか毎月欠かさず発信できたのは、採用広報との連携はもちろん、記事作成にご協力いただいた多くの皆さんのおかげです。ありがとうございました!

西川 1年経って社内認知度も上がってきたように思います。開設してしばらくは社内での浸透が出来ておらず、「noteって何ですか?」という感じでしたが、ウェブ社内報で更新の案内を出したり、懇親会でも布教したりと草の根活動の甲斐あり、最近では「これ、noteに載せられる?」と連絡をいただくことも増えてきました。1年間、コツコツ取り組んできた成果だと思います。

ウェブ社内報では、社内向けに情報を補足して配信することも

好川 アカウント開設初年度ということで「まずは発信!」と、社外に出せていなかった情報を発信することに重きを置いて進めてきた結果、この1年で蝶理の情報発信の幅はぐっと広がったと思います。
また、新聞記者や発行物の制作会社の方に蝶理の取組を説明する際に、「noteに記事があるので、是非読んでください!」と簡単に情報共有できるようになり、他の業務でもnoteが役立っています。

星野 採用広報としては、蝶理の社風を伝えるコンテンツを意識しました。特に伝えたかったことは二つ。一つ目は、「笑い声が絶えない会社」だということ。もう一つは、仕事を語らせたら1時間でも2時間でも話せるほど熱い(いや、もはや熱すぎる…!)、「情熱にあふれる社員が多い」ことです!このあふれる情熱と世界を舞台にした人としての強さが蝶理の魅力。外に発信すると同時に私自身が蝶理の魅力を体感できた1年間だったと思います!

noteを提案したきっかけ、開設の目的

西川 2022年9月にコーポレートサイトをリニューアルし、展示会等の情報を掲載する「Events」というページを作成しましたが、掲載できるのは簡易的な情報のみ。せっかく現地でたくさん写真を撮っても、対外的に披露する場がなく残念に感じていました。また、私は社内報制作も担当していますが、情報収集する中で「この内容は社外にも発信したいな」と思うトピックスが多々あり、歯がゆく思っていました。気軽な情報発信の場としてSNSが向いていると分かっていながらも、具体的にどのSNSが向いているのかピンと来なくて。そんな折、好川さんから「noteで情報発信するのはどうか」と提案がありました。私はnoteが個人向けのサービスだと思っていたので、「え?note?」と意外に思いました。

好川 蝶理の魅力をもっと色々な人に知ってもらいたいなと漠然と考えていた頃に、ちょうど事業部が運用するInstagramの打ち合わせに同席する機会があったんです。「蝶理公式のSNSアカウントは作らないのか」と事業部側から尋ねられ、前職でnoteを活用していたことから、ステークホルダーに向けて気軽に取組や想いを伝えられる場が蝶理にもあると良いのではないかとnoteを提案しました。当時はコーポレートサイトの更新をほとんど外注しており、タイムリーな更新がなかなかできず、都度費用も発生していたため、気軽に情報発信できる状況ではなく、それを解決するのにちょうどよかったのがnoteでした。軽い気持ちで提案したのですが、奇しくも同じタイミングで検討していた採用広報と一緒になって話を進めることができ、とんとん拍子で社内提案が進み、自分でも驚くスピードでアカウント開設に至りました(笑)。

星野 ちょうどいいタイミングでしたよね。当時私は採用広報として入社して間もない頃で、これから採用ブランディングをしていくにあたりタイムリーな発信ができる場所がほしいと思っていました。「蝶理の魅力」を発信するにはどうしたらいいかを考えた時にnoteを検討していたのですが、好川さんも検討中と聞き、心強く思いました。
noteの良さは、自分たちが自由なタイミングで自由にコンテンツを創れること。記事を0から制作するのは簡単ではありませんが、様々な角度から蝶理の魅力を伝えるために、仕事のやり甲斐や、座談会イベントの様子、新卒採用イベント等様々なコンテンツを投稿しました。蝶理社員の笑い声まで伝えることはできませんでしたが(笑)、少しでも明るい社風が伝わっていれば嬉しいです。

note運用にあたり、大変だったこと

星野 採用広報としてのコンテンツは、企画立案から原稿投稿まで全てを担当しているので、運用そのものが大変でした。noteは学生やキャリア候補者の皆さんへの発信になるため、読んだ記事と入社後のギャップがないように配慮することも重要だと考えています。様々な記事を制作しましたが、「蝶理の等身大を伝える」と意識することが実はとても大変だったなと思います。あとは私自身が凝り性ということもあって、色々とこだわってしまっています。サムネイル画像は特にキャッチーなデザインになるよう、note用に新しいデザインツールを導入しました。お二人はどうですか?

こだわりのサムネイル画像

西川 原稿作りは毎回悩みますね。展示会や社会貢献活動がある月は開催報告を書けば良いのですが、ある程度構成を練りたいようなネタは時間がかかってしまってリアルタイムな発信ができず後悔したことも。例えば、卒業アルバム表紙に「ECO BLUE®」が採用されたという記事は、卒業式の時期をかなり過ぎた7月の投稿となってしまいました。

好川 執筆時間の確保は私も課題です。業務の分担上、IR・広報で担当する記事は最近では西川さんにお任せすることが多くなってしまっているので、私もそろそろ新しいネタで記事を書きたいと思っているところです。

跳ねた記事、跳ねなかった記事

西川 SNSの運用は初めてなので、記事によってPV数や「スキ」の数が変動し、「跳ねる」という実感があるのが面白いなと思っています。「世界の食シリーズ」、特に3回目の「タイ編」は多くの「スキ」をいただきました。noteからの「スキのおしらせ」メールがいつもより多く、「2回目までとそこまで内容が変わったわけではないので、なぜ増えたんだろう」と不思議に思いました。タイ好きな方が多いのでしょうか(笑)。

好川 確かに「世界の食シリーズ第3回 タイ編」の「スキ」の多さには驚きましたね。予想外というわけではありませんが、採用コンテンツ以外で一番PV数が多い記事は蝶理のSDGs商材をまとめた記事です。近年、サステナビリティへの関心が高まっている中、中期経営計画「Chori Innovation Plan 2025」では、目標の一つにSDGs商材の取り扱い拡大を掲げており、当社の注力分野として一通りの情報をまとめておきたくて執筆した記事なので、多くの人に見ていただけて嬉しいです。

西川 執筆した記事が読まれていると分かると、モチベーションが上がりますよね。逆も然りで、私は展示会の記事を投稿することが多いのですが、あまり「スキ」がつかないのが悲しい…。写真や小ネタを入れて、興味を持っていただけるように工夫しているつもりなのに、なかなか難しいですね。

星野 私が印象的だったのは、採用担当の山﨑さんの記事です。採用担当者である岡山さん、山﨑さん、髙谷さんの3名についてそれぞれの記事を制作したのところ、山﨑さんだけ100を超える「スキ」が付きました(2024年10月現在)。

1つ1つ丁寧に制作したにも関わらず、3名の差が出たことは驚きでした。ただ、採用担当者の人気投票みたいになってしまったのは少し反省です…。
具体的に跳ねなかった記事は思い浮かびませんが、読了率が気になる記事はちらほら。どうしても1つの記事の情報量が多くなってしまい、読んでくださる方が途中で飽きてしまう傾向があるのかなと思います。今後は差し込みの画像も増やして、最後まで楽しく読める記事にしていきたいと思います!(また凝り性が始まってしまいました…!)

noteを通じて今後発信したい、蝶理の魅力

星野 冒頭と同じですが、蝶理の魅力は社内で笑い声が飛び交うことだと思います。それほど、社員同士の距離が近く、仲が良いということです。私は今まで何万人という大企業での勤務も経験がありますが、同僚の多くは名前と顔が一致しませんでした。社員同士の関係性が希薄で、寂しいと感じることもありましたが、蝶理では180度真逆の社風です。社内を見渡せば誰かが笑っています。蝶理の社員同士の温かさだけでなく、上司が背中を押してくれる社風、一人一人の人間力等をもっと発信していきたいと思います。
 
好川 蝶理の売上高や利益の構成比は繊維事業と化学品事業で約半々ですが、まだまだ祖業である繊維のイメージが強いとよく言われるので、化学品についてもっと情報発信を強化したいです。業務や懇親会等で化学品本部の人と一緒になった際には、ネタがないかお声がけしているのですが、なかなか記事には繋がらず…。コンテンツを生むのが得意な星野さん、西川さんと連携しつつ、今後も引き続きネタ集めに尽力していきたいと思っています。3人でさらにnoteを盛り上げてきたいですね。

西川 そうですね。蝶理は商社なので、新商品情報や商品開発秘話といった記事制作は難しいですが、「BLUE CHAIN®」等の蝶理独自の取組について、想いのこもった記事を制作したいです。
私たち3人の共通点は、「こんなに素敵な蝶理をステークホルダーの皆様に伝えたい」という想いにあふれているところ!星野さん、好川さんの投稿を見ると、私にはない言語化の仕方が学びになりますし、私自身も新たな蝶理の魅力に触れることができて嬉しくなります。1年間続けてこれたのは、3人で担当しているから。2年目も切磋琢磨しながら、良い記事を投稿していきたいですね!