【MY CAREER】繊維本部仲西さん
「蝶理だから、自由に糸を扱える。
新しいビジネスを始めやすい環境にやりがいと面白みを感じます。
既存の糸の取り扱いだけでなく、マーケットの需要に合わせて海外協力会社と糸の共同開発をすることもあります。やわらかい糸にするか、固い糸にするか、耐熱加工をするか、防水加工にするか・・・・など。
当社の糸に関する専門知識を活かしつつ、海外協力工場の高い技術力により様々な糸を1つ1つ開発してきました。」
プライベートではバスケ歴24年の仲西さん、仕事とプライベートの両立についてお伺いしました。
1、 現在の仕事内容を教えてください。
(仲西さん)合成繊維(ポリエステル・ナイロン)の原糸販売を行っています。ASEAN諸国や、中国・台湾を中心とするサプライヤーからマーケットの需要に適した輸入を行い、これを日本(北陸・尾州産地+合成メーカー)で販売するのが主な業務です。
私の担当している原糸は、カーシート・衣料・カーテン・資材に使われています。日本で消費されるポリエステルの多くが蝶理の取扱いになるため、日常生活のいたるところで自分が携わった原糸が使われている製品を見かけることがやりがいの1つです。
--チームで動き、合成繊維のシェアを上げる
営業スタイルとしては1人で顧客先に訪問し商談をしますが、組織としての考え方は合成繊維の市場でいかにシェアを上げていけるかということ。チーム全員で「どのようなマーケットがあるか、当社の取り扱い商材を他のマーケットで販売できる余地はないか、どのような糸が市場から求められているか」などを議論します。
--「すべては糸から」を合言葉に
蝶理はメーカーではないので、扱う糸に制限がありません。蝶理は長い歴史のなかで、海外サプライヤーとの繋がりが強く、世界中から糸を取り寄せることが可能です。また、既に取り扱う糸だけでなく市場の需要に合わせて海外協力工場と糸の共同開発も行います。海外協力工場の高い技術力をもって、当社の糸開発のノウハウを活かしています。
例えば、最近は夏が長く、気温もかなり高いことが多いですよね。このため、接触冷感性のある繊維の開発(着るだけでひんやりする)や、汗をかいてもすぐ乾くような素材の開発や、キャンプが流行った際には燃えにくい糸を開発しました。市場の需要に合わせた新しい機能を持った原糸を開発することで、昨日よりも少し快適な生活を送れるきっかけづくりをすることができていると思います。
2、仕事もプライベートも成果を出す
営業歴10年、バスケ歴24年です。
大谷選手が2刀流で世界に感動を与えていますが、
「蝶理でプライベートと仕事の2刀流といえば仲西だ。」
と言っていただけるようにどちらも全力で取り組み結果を出して社内に感動を与えたいです。
--<仕事>仕事の成果が趣味と繋がる
私、車が好きなんです。私の扱う原糸がカーシートに使われますが、まさに私が販売した糸が完成品となった車をみると嬉しいですよね。
このような事例に限らず商材を自由に扱える商社だからこそ、スポーツウェア向けの原糸開発や、カーシート向けの提案・アウトドア用の難燃糸の開発など、趣味の延長線上にある業界に注力して糸の販売活動をすることもできます。自分の「好き」を仕事に組み込めると、苦労も感じずに業務に取り組むことができるので成果も上がりやすいと思います。
--<プライベート>「世界で戦うサラリーマン」を目指しています!
3人制のバスケでは、UTSUNOMIYA BREXに所属しており、第9回3x3日本選手権大会で優勝しました!また世界大会へ出場した時に、試合の様子を社内でライブビューイングしてもらったのは嬉しかったですね。社会人になったら、バスケはもうできないと思っていましたが、蝶理の働き方であれば週2回のバスケの練習、週末には練習試合に参加するなどプライベートも充実しています。
もちろん出張ではASEAN諸国へ行くことも多く仕事量も多いですが、フレックス勤務を使い8時から出社して業務を開始するなどうまく調整できているかなと思います。
▼プライベートについてはこちらの記事からも紹介中!▼
3、<突きぬける情熱>と自分らしさ
「仲西くんって、面白い提案してくれるよね」
「同じ糸を買うなら、仲西くんから買おうかな」
と、取引先から思ってもらえていると思います。自信過剰かもしれませんが、私と仕事がしたいと言ってもらえるように仕入先・販売先・協力工場との人間関係の構築力が私の強みです。秘訣はなくて、ただただ嘘をつかない、誠実でいることです。非があれば素直に謝罪することを大事にしてきた結果、相談できる・していただける取引先がたくさんできたと思います。たくさんの困難を一緒に乗り越えてきたからこそ、信頼のある人間関係が築けたと思っています。
--繊維業界に貢献したい
入社してから10年、仲西という人間を理解してもらい相手を理解し合える関係性を築けたからこそ、社内外を問わず、好きな人たちと仕事ができていると思います。一方、近年では国内原糸メーカーの製造量の減少に拍車がかかっています。日本の生地製造・染色のマーケットを残したいと思い、私たちが世界中から探してきた輸入糸を補完することで繊維業界に貢献していきたいと思っています。また日本にしか残っていないような加工方法で作った糸の輸出に注力しており、日本の技術を世界に届けていきたいと考えています。
4、バトンを受けとりました!
安陪さんからバトンをもらいました。安陪さんとは仕事はもちろん、バスケでも関わりがあり、練習試合や関西のトップリーグに参加するための入れ替え戦で対戦相手として会っています。蝶理のバスケには誘っても一度も来てくれたことがないので、そろそろ来てほしいです!
仲西さんで繊維本部のMY CAREERは終了です!いかがでしたでしょうか。蝶理社員の突きぬける情熱と、社員同士の関係性が伝われば嬉しいです!
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